2008年07月08日

整理整頓

 製造工場に入ると壁に「5S(ゴエス)の徹底」などと、ポスターや垂れ幕などでスローガンを大きく掲示している場合があります。その職場では5Sを徹底すると何かいいことがあると思われるのですが、そもそも「5S」とは何のことでしょう。
 初めて聞いた方もおられるでしょうが、職場の環境改善のスローガンのことです。工場などで、「整理・整頓・清掃・清潔・躾」の頭文字がSで始まるので5Sと呼ばれています。5Sを徹底すると「業務効率が良くなる、生産性が向上する、結果的に品質も向上する、安全性が高まる」などの効果が出てきますから、職場が働きやすくなります。
 ところで、最近は「しっかり」と「しつこく」」を追加して、「7Sの徹底」をスローガンとする企業も出てきました。5Sや7Sを徹底すると、日常気がつかないような改善点に気がつくようになります。結果的にその会社の商品やサービスが良くなり、お客様に喜ばれるようになります。それは会社の利益が増えることであり、従業員の給料が増える財源となります。
 日本は、戦後の高度成長期に海外製品と戦うとき、品質で勝負しました。品質を向上させるために、5Sの徹底が大きく取り上げられてきたのです。
 さて、5Sのうち「整理整頓」は子供の頃から聞き覚えのある言葉ですが、詳しく説明するとなると考え込みます。「整理」とは「いらないものを処分すること」です。「整頓」とは、「きちんとかたずけること」です。
 まず「整理」ですが、具体的には職場や自宅で何年も使わない道具や本を、処分することになります。定期的に机の中、本棚、資材倉庫などを点検することをお勧めします。
 「整頓」は、整理して残った必要な材料、工具、本などを、「誰でもがわかりやすいように分類して、探しやすい状態に保つこと」です。ですから「自分だけがわかります」ではいけません。「整理」のためには、棚やボックス、仕切り板・・・など、小道具を利用して並べ替え、さらに色分けしたり、シールや目印をつけることで、より探しやすくなります。皆さんが利用されるスーパーや、ホームセンター、レンタルショップなども、」何らかの理由をつけてお客様が探しやすいようにグルーピングをしています。
 ですから「5S」や「7S」は、以外に身近なところで利用されています。身の回りがすっきりしていなかったら、「整理整頓」から始めましょう。
 


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