印象
簡単に似顔絵を描こう
私のように営業マンで名刺を交換する機会の多い仕事をしていると、実に多くの方と名刺を交換します。私の場合は、面談の後いただいた名刺にはお会いした日付や商談内容、相手の方の何らかの身体的特徴も記入します。
そして、いただいた名刺を詳しく拝見すると、様々な名刺の種類があるのに気がつきます。
ビジネスに必要な名刺は会社支給品が多いと思いますが、主に会社名・役職名・名前・住所・電話番号・FAX番号が書かれています。
少し気の利いた会社では、メールアドレスやホームページアドレスが表記してあります。
さらに気の利いた会社では、顔写真が名刺に掲載されています。
ところで、文字だけの名刺より顔写真付、さらに似顔絵付の名刺のほうが印象に残ります。
特に、顔や全身のイラストがご本人の特徴をうまく表現していると、名刺をいただいた瞬間に思わず相手の顔を見て、似顔絵と名刺を繰り返し交互に見てしまいます。勿論!商談も弾みます。
皆さん、是非似顔絵を名刺に使いましょう。仕事がうまく進行します。
私は自分でイラストや絵を描くし、レタリングもこなします。一般の方
より絵の才能はある方なのですが、自分の似顔絵を何枚も描いてみたのですが、どうしてもフジテレビの朝の番組、「めざましテレビ」の「大塚範一キャスター」に似てしまいました。
似顔絵を描く方にはご理解できるのですが、顔に大きな特徴があったり、眼鏡をかけている方、ホクロのある方は描きやすいのですが、瓜実顔で美男子・美人系の顔はとても似顔絵が書きにくいのです。
私の顔は特徴が少ないので非常に書きにくく、ある方法で似顔絵を描きましたが、大変皆様からの評判がよろしいので、私が使った似顔絵の簡単な作り方をお伝えしましょう。
(1) デジカメでお得意の顔を撮影する。
口角が上がった笑顔の顔を、正面や斜め横から撮影します。
(2) お気に入りの1枚を選びます。
(3) プリンターでA4サイズの用紙に、顔を拡大して印刷します。
大きく印刷することで、描き込みが簡単になります。
(4) 窓ガラスに拡大した顔写真をセロテープで貼り付けます。
(5) さらに、A4サイズの白紙を重ねて窓ガラスに貼り付けます。
A4用紙が2枚重なった状態になります。
外が明るく室内が暗めの方が書きやすいようです。
(6) 鉛筆で自分の顔の輪郭を書き込み、目や鼻、口も書き込みます。
これは丁度トレース状態(重ね画き)となります。
(7) 顔の特徴は少し強調して書き込みます。
特に、目と口は少し強調して書き込みます。
(8) 顔を強調するときは、胴体や下半身は思い切ってデフォルメします。
(9) 中太の筆ペンで、輪郭など大きな線を書き込みます。
(10)髪は中太筆ペンや面相筆などの細い筆記具を使い、
髪の流れに沿って書き込みます。髪をうまく表現することです。
(11)目尻や額の皺、法令線は細い筆ペンやボールペンで
書き込みます。
(12)消しゴムで、下書きした鉛筆の線を消去します。
(13)筆ペンで書き忘れた線を書き足します。
(14)汚れや無駄な線は、修正液で消去します。
(15)これで原画が完成しました。色付け段階で失敗しても
良いように、プリンタなどでモノクロのコピーを作ります。
(16)水彩絵の具、ポスターカラー、パステル、コビックなど、
お好みの絵の具を使って彩色します。
これで作風が変わります。
この時、顔の筋肉の線に沿って筆を運ぶと、
顔の凹凸感を表現することができます。
(17)スキャナーで似顔絵を読み込んで、名刺に貼り付けます。
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