土木工事業

佐賀の企業

 佐賀県西部地区の企業を訪問しました。

【建設業・土木工事業・住宅販売】 公共事業の予算縮小で、公共工事に頼っている企業は大幅な売り上げダウンとなっています。

 私の知っている土木工事会社は、赤字転落前に廃業しようと社長が決断し、社員の再就職先を斡旋した上で清算しました。苦しい決断ですが、社員のことを考えれば素晴らしい決断だったと思います。

 今回の訪問先企業は住宅部門が伸びていますが、建設部門、土木工事部門が衰退中。ところが高度成長期からの古参幹部は、危機感が欠けています。こんな会社を「ゆで蛙会社と呼びます。10年後に、この会社そのものが残っているかどうか怪しい。

【飲食店】 訪問先企業の近くで、中学校の同級生と久しぶりにデートしました。1500円のランチを食べたのですが、とてもおいしかった。女性客が多くて、繁盛店であることが推測されました。スタッフが、お客様アンケート用紙を持ってきましたので、良い点も、悪い点も素直に記入しました。経営者は「お客様に意見を聞く姿勢」が大切です。後で、次女から佐賀市内にも店があって、繁盛していると聞かされ納得しました。

【自動車販売修理業】 佐賀県商工会連合会主催の経営革新塾で同席した仲間の店に、突然立ち寄りました。創業者の父が地元では有名なキャラクターの持ち主で、後継者としての立場に悩んでいると聞いていたので、少しアドバイスしたいと思ったのです。

 約2時間ほど話し合ったのですが、まず「5Sが出来ていない」ことを指摘しました。店内や店外の汚れを減らすのは簡単で、デジカメで汚い部分を撮影して、清掃をします。1週間後に再度撮影してみると、撮影点数が減っていればOK。 一般の方は、「こんなに広い店を、どうやったら清掃できるの?」と思われるのですが、清掃区域を分割して、少しづつ清掃するのが上達のコツです。

 お客様アンケートのやり方、お礼ハガキの書き方、ニュースレターの書き方を教えたのですが、最後に「内野さんは、やっぱりコンサルタントです」と言われました。

 



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