笑顔
笑顔が一番
私は何らかの悩みがあると、顔に出るタイプです。いつもは笑顔で軽口をたたき、冗談を言ったり、お客様を爆笑に誘うのが多い方ですから、少しでも顔が暗いとすぐにばれてしまいます。
殆どの方が、「私も同じですよ」と言われると思いますが、お客様から「内野さんどうしたの?風邪ですか?」と、声をかけられると「はっ」とします。
風邪や睡眠不足など健康的な問題の他に、親子や家族の悩み、受験の悩み、恋の悩み・・・など、人間は悩みを抱えて生きています。その悩みを身近な人やカウンセラー、専門医などに相談できれば良いのですが、時折ひとりで悩みを抱え込んで悶々と悩む。これも人間です。
悩みを他人に話すだけで、心理的な負担が軽くなることもあります。
私が自殺願望から立ち直ったのも気功の達人でもある漢方医に相談したからです。親子関係、上司と部下の関係、夫婦の間でも思い込みや、勘違いで思わぬトラブルが発生する場合があります。一番簡単な方法は、お互いに挨拶を率先してすること。そして自分の意見だけをまくし立てるのでなく、相手の意見にも耳を傾けることでしょう。
営業の世界でも、自分の商品の特徴をまくし立てても、まず契約にいたりません。相手が困っていることを聞き出し、解決策を提示して納得していただき、ご契約後のアフターサービスもきちんとすることで、長いお付き合いができます。
私は今でも時折飛び込み訪問をしますが、事務所に入った瞬間に「この会社
は儲かっているかどうか、社員に活気があるかどうか」を瞬時に判断しています。
一番のポイントは、最初に来客応対をしてくれるOLさんが、笑顔であること。
銀行の支店長が融資先にふらりと立ち寄って世間話をして帰るのは、融資先
の業績が、どうなっているかを肌で感じるためだそうです。
社長が支店長に報告している業績と、OLさんや営業マンと世間話をして、実
際に肌で感じたことの違いを素早く気づくことで、業績不振を早期に発見し、焦
げ付きのリスクを減らしているのだそうです。さすがは銀行さんです。
あなたの会社のOLさんは元気ですか?笑顔が自然に出ていますか?