脱サラ

素直な心

 私は一度脱サラに失敗しています。精神的にコテンパンに打ちのめされ、ガクッと精神的に落ち込んでしまうし、鬱病を発症して病院の心療内科のお世話にもなったし、最後は有名な漢方医に相談してようやく立ち直りました。

 今でこそ、当時のことを自分なりに冷静に見つめることができます。

 

 知人の過激派コンサルタント「栢野克己」氏は、私と似たところがあり、転職8回(私は転職10回)、私と同じように鬱病経験者です。

 「栢野克己」氏は、昔の自分と同じく悩んで自殺したいと思っている起業家や中小零細企業の社長達を救いたいとの思いで、全国や東南アジアを走り回っておられます。    私も栢野氏と同感で、できることならタイムマシンに乗って昔の自分自身に会い、「お前は馬鹿か!!もっと良く考えろ!!周りの人のアドバイスを聞け!!自惚れぬな!!もっと素直になれ!!」と叱り飛ばしたい。

 

栢野克己氏ブログ  http://blog.livedoor.jp/kaya0169/

 

栢野克己氏ホームページ  http://yumesenkan.jp/

 

 脱サラ前は、営業マンとして同業者やメーカーの担当者たちも一目置く成功者の部類で、自分の力を過信していました。世の中もまだまだ高度成長期で、何となく脱サラが簡単に成功しそうな錯覚を起こしていました。

 

 脱サラした最大の理由は、当時の勤務先の社長の考え方について行けなかったのが理由ですが、何も脱サラする必要はなくて、転職してサラリーマンを続ける選択肢もあったのです。それを脱サラしてしまった。

 いま冷静に考えると、本当にお馬鹿さんの行動でした。

 

実は妻だけでなく、周りの知人からも脱サラを断念するよう諭されました。アドバイスをくれた人のうち、一人は超有名な占い師で、当時はサラリーマンでした。

脱サラに失敗して落ち込んでいたとき、彼は「内野さん、占いで『いま脱サラはしないほうがいいですよ』と、あれだけ言ったのに何故脱サラしたのですか」と指摘されました。

更に、「占いで行動したらいけないことを実行するのが人間で、やっぱり運命で避けられなかったのかな」と、考え込んでいました。

 

そうです。脱サラしようと思うなら、きちんと長期・短期の計画をたてなければなりません。起業に関連する本を読み、商工会などに相談し、金融機関にも根回しをすべきでした。

そして、先輩の企業家にも何度もお会いして、様々なアドバイスをもらわなくてはならなかったのです。

計画を何度も何度も推敲し、時間をかけて周囲の方々の意見を集めなければなりませんでした。

 

素直な心で・・・。



PermalinkComments(0)TrackBack(0)

耳を傾ける

 私は一度脱サラに失敗しています。その当時の事を思い返すと、自分の事ながら、情けないくらい他人の意見を聞きませんでした。

 

当時、妻から「脱サラは中止しなさい」と懇願されました。今は超有名な占い師のK師からも、「もう暫くはサラリーマンを続けた方が良いですよ」とアドバイスされていました。

余談ながらK師は当時サラリーマンでしたが、まさかテレビに出演したり、本を出版するとは思いませんでした。

 

今思い返すと、バブル崩壊前で営業成績は順調でした。ただ、当時の社長とは営業方針が対立していて、「自分が社長だったらもっと成功する」と思い上がっていたのです。

 

実際に脱サラしてみると、女子社員に任せようと思った部門が機能せず、私が営業で稼いで回る時間は激減して売り上げは上がらず、ものの見事に崩壊しました。

今振り返ってみると、準備らしい準備をせずに無計画に船出した訳ですから、失敗して当然でした。ものの見事に失敗しました。

 

そんな経験をした私が、現在様々な企業の社長や幹部と面談させていただいております。

その中で感じることは、業績の悪い企業の社長や幹部ほど、「昔の私と同じである」と気がつきました。

 

業績の良い会社のトップや幹部は、総じて学歴・経歴・年齢・性別に関係なく相手の意見に耳を傾けます。

様々な人との出会いの中から参考になる意見を汲み取り、自社の成長の糧にされておられます。

 

それに引き換え業績の悪い会社ほど己の殻に閉じこもり、業績不振を「世の中が悪い」「社員の出来が悪い」「ライバルが強すぎる」「立地条件が悪い」と業績不振を他人のせいにしています。

ずばり、脱サラで失敗した当時の私にそっくりです。

 

最近も色々な本やメルマガを読んだりしているのですが、年商10億円、社員数50名程度の企業なら、「会社の運命は100%社長で決まる」のは本当のことだと思っています。

 お付き合いしている企業や訪問させていただいた企業の業績をみて、つくづくその思いが強くなりました。



PermalinkComments(0)TrackBack(0)