集客

子供は未来の見込み客

福岡県八女郡広川町の八女茶製造販売会社「原野製茶本舗」原野社長は大切なお客様のひとりですが、お互いに「ランチェスター経営」を勉強している仲でもあり、仕事のお付き合い以上に、商売繁盛の意見交換をする大切な仲間でもあります。

今回は、「子供は未来の見込み客」であることについて考えてみたいと思います。

 

原野製茶様では秋の「大感謝祭」と、春の「新茶祭」の2大イベントを開催されております。

今回も直販店舗の「茶の葉堂」様では、10月24日から26日までの3日間「大感謝祭」を開催されました。

山口・長崎・熊本など、高速道路を片道2時間かけて来店されたお客様もおいでになりました。

大人のお客様に混じって、子供さんが多かったのも特色でしょうか。

 

大人のお客様にとっては、魅力ある特別な商品が魅力です。

お店に来ることができない全国の通信販売のお客様にも、期間中は特別なサービスが提供されています。

また、イベント参加者の意見や感想は、「お客様の声」の投稿ハガキが「ニュースレター」に掲載され、約1ヵ月後には全国のお客様に届けられます。

 

イベントに参加した子供達にとっては、「手作り凧」や「昔懐かしいゲーム」も魅力ですが、最大の人気は「餅つき」です。

杵つきを待つ子供達は、笑顔で整列して順番を待ちます。

付き添いの親御さんや祖父母たちも、笑顔で携帯カメラのシャッターを押していました。

最後は仲良く「抹茶入りお餅」を食べていました。

 

私は楽しいことが大好きです。皆様もきっと同じだと思います。

親も、子供達も茶の葉堂のイベントは心に残ります。 

集客を考えたとき、一般的に新規客一人当たりの集客コストは既存客の5倍かかると言われています。

今回のイベントに参加した子供達は、確実に将来の見込み客です。

 

茶の葉堂のスタッフにとっては、イベント準備は大きな負担です。

でも遠来のお客様との絆が深まり、お客様の笑顔が直接は意見できることは、スタッフにとっても大きな喜びだと思います。

 

お客様を楽しませる。

スタッフも仕事に生きがいを感じる。

将来の見込み客をじっくりと育てる。

商売繁盛の秘訣を垣間見た気がします。

 

茶の葉堂ゲーム茶の葉堂並ぶ

茶の葉堂餅1

 

 

 

 

 

 

茶の葉堂4

茶の葉堂餅3茶の葉堂餅5



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名刺

 7月26日に主催した佐賀市でのセミナーで、「名刺」を取り上げました。

 

何故「名刺」をテーマに取り上げたかと申しますと、名刺交換をさせていただいた方の名刺を拝見すると、「会社名・役職・氏名・住所・電話番号・FAX番号」のみの名刺が多く、せいぜい取り扱い商品名やサービス名が印刷されています。

 

 勿論、名刺の裏面は真っ白です。一部の方は、「いや〜内野さん!名刺の裏側はメモを書くために空けているのですよ」と、言い訳する方もおられます。

 名刺を有効利用しておられない方に、「名刺を改善して、もっとお取引先を増やして業績アップ・開運して欲しい」・・・、そんな願いで名刺をテーマに取り上げました。

 

名刺は小さな印刷物ですが、何らかの理由でお会いした方ですから、相手の方に自分のことを覚えていただくチャンスをいただいています。

何の変哲もない名刺は、下手するとゴミ箱へポイと捨てられてしまう恐れがあります。こんな勿体無いチャンスはなかなかありませんから、相手の方に自分を売り込む機会ができたなら、グサッと突き刺さるか、やんわり突き刺さるかは別として、まず自分を売り込むために工夫をするべきです。

 

 茶道では「一期一会」と呼ばれるおもてなしの心があります。

茶の湯で、茶会は毎回、一生に一度だという思いをこめて、主客とも誠心誠意、真剣に行うべきことを説いた言葉です。転じて、一生に一度しかない出会い。一生に一度かぎりであることと教えています。

ビジネスの世界でも、商談であろうとなかろうと一期一会に変わりはありません。

名刺がきっかけで会話が弾むことになれば、商談が成功したり、趣味が一緒だとわかれば一生のおつきあいが始まるかもしれません。

 

名刺に仕事以外のことも記入しておく。話が弾むきっかけになります。

一例ですが・・・、出身地・出身校・誕生日(実は、私はキムタクと誕生日が同じです!!)・趣味・免許・特技・経歴・好きな歌手・好きなスター・・・なんでもOK。

 

私の場合、「NHKのど自慢に出場しました」「転職10回、鬱病で自殺願望の経験があります」と書けば、皆さん驚きます。つまり、私に興味を持つことになります。

 

 もう一つ、名刺には似顔絵や顔写真を入れておきましょう。できれば写真より似顔絵のほうが良いのですが、自分で似顔絵を描けない方はネット上で似顔絵サービスを利用する方法もあります。

顔写真を利用するにしても、似顔絵を使うにしても共通するのは自分の最高の笑顔を使うことです。「むすっ」とした顔はいけません。

 絶対!!「笑顔が一番」

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