5S

カリスマ・ママさん

7月7日は佐賀市内で商談の後、

仕事と私用もあって多久に行きました。

お昼ごはんをどこで食べようかと迷っていたら、

ここ暫らく「アムール」に寄っていないことを思い出し、

あわてて「アムール」に飛び込みました。

場所は国道203号線(唐津街道)を佐賀方面から唐津方面に

向かって行くと、市役所や郵便局を過ぎて下り坂になりますが、

下りきった場所が「浦山交差点」。

この「浦山交差点」のすぐ左側にお店があります。

 

住所:多久市北多久町大字小侍666−42

電話:(0952)75−4881

アムール外観

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は仕事柄、繁盛店や儲かっている企業の観察をするのが

癖になっているのですが、改めて店内を見回して、

「男性もいるけど、相変わらず女性客が多いなー」と

思ったのが第一印象です。

多久市内の飲食店で一番の繁盛店はこの「アムール」だとの

噂がありますから、その理由を探しました。

 

(1)厨房も含めて、整理整頓が行き届いている。

 

(2)清掃が徹底されているから清潔。

床も隅々まで掃除してあるし、天井の梁や桟、照明器具、

腰窓の桟、窓ガラスなどが拭きあげられているので、すがすがしい。

 

(3)予想外のサービス

着席した途端に、笑顔のママさんからお絞りを

手渡しでいただきました。

喫茶店やレストランでは、お絞りが出てきてもテーブルの上に

ポンと置かれるのが普通なので、

私は心の中で

「ウッソーお絞りを手渡しでいただいた!!」と感激。

(ある意味、私は単純で感激屋です)

 

(4)笑顔で挨拶

たまたま「研修生」の名札を付けた女性スタッフが

担当してくれたのですが、彼女も笑顔です。

なんたって、自然の「笑顔」が一番!!

 

(5)落ち着いた雰囲気

ファミリーレストランは若い人がグループで来て

騒いだりしますが、この「アムール」では女性1人でも安心して入れる、

落ちついた雰囲気があります。

 

(6)看板メニューがある

何の商売も他社と差別化する強い武器が必要ですが、

飲食店の場合はメニューと味、そして価格でしょう。

この「アムール」の人気商品は、ずばり「カリー(カレー)」です。

一般的なお店のカレーは、白ご飯にカレーをかけてありますが、

ここのご飯(ライス)は軽く炒めてあります。

それに自家製のカレールー自体がとてもおいしい。

他にも、ティータイムでおしゃべりが大好きな女性客にとっては、

何たって「スイーツ」がお目当てでしょうか。

 

(7)価格

  お昼の日替わりランチ680円はお得です。

他のメニューも割高感がありません。

 

(8)率先垂範

「アムール」のママさんを観察していると、客席側と厨房、

そしてレジの場所をすいすい動きまわります。

一箇所にボーッと立っている時間がありません。

客席側に立ち寄った時は、お客様の食事の進行具合を見て、

アフターコーヒーを出すタイミングを計っています。

厨房付近にいる時は、手を動かしながら

(此処が大事なポイント!無駄な時間を作らない!)、

研修生にアドバイスをしたり、研修生に質問をして

コミュニケーションを図っています。

勿論、レジでの精算の時はきちんとお客様に

お礼を述べておられます。

恐るべし!!カリスマ・ママさん!!

 

今回は、ビジネスカツカリー(豚肉100グラム)880円と、

ドリンク100円の980円でした。

とんかつの肉が柔らかくて、とてもおいしかったです〜!!

アムールカレー



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素手でトイレ掃除

企業が成長するためには「5S」が大事だと言われていますが、私も訪問先の企業やお店、そして個人のお宅のトイレを借用する時に、ついつい訪問先の表の顔と裏の顔を比較してしまいます。

 

いくら表の顔が良くても、トイレなどの裏側部門が汚れていたり、整理整頓されていないと、がっかりすることがあります。

例えは悪いかも知れませんが、華やかな夜の蝶として働いている女性の昼間のだらけた姿を見てしまったようなものです。

逆に建物は古くても、トイレだけでなく後方も清潔だとほっと安心します。

 

ところで、素手でトイレ掃除をする方はイエローハットの創業者鍵山秀三

郎氏が有名です。全国で有志が活動しています。

 詳しくは「日本を美しくする会 掃除に学ぶ会」をご覧ください。

 

http://souji.jp/utukusikusurukai.html/

 

 私は訪問先の社長や幹部の皆様と本業の仕事以外の雑談をすることが多

いのですが、それが結果的に経営相談にもなっています。

訪問先企業への改善ご提案の場合もありますが、当社へのアドバイスを

お伺いする機会でもあります。

 

 先日、通販部門と小売店舗を運営しておられるA社のB専務と雑談していて、「5S」が話題になりました。A社様の第一印象は清潔です。

 B専務がポツリと昔の苦労話を話されたのですが、「5S」を率先して実

行してきたB専務の昔の苦労談を聞いて驚くことがありました。

 

 B専務は大学卒業後に、実家の家業とは異なる業界に就職したのち、実

家に戻ってこられました。当時は先代社長(実父)もご健在でしたが、昔

ながらの商売のやりかたで、悪く言えば近代化が遅れていました。

 「5S」の実現には程遠い環境でしたが、B専務は一念発起して率先垂

範を実行されました。

 当初はB専務が清掃作業をしていても、リーダーたるべき社長が平気

で清掃の邪魔する状態で、大変苦労したそうです。

 

 A社様にはお客様用と従業員用の2箇所のトイレがあるのですが、以前はゴム手袋を手にはめて、B専務が率先してトイレ掃除をしておられました。

ところが、福岡市のCご住職の説法を聞いてから、B専務はトイレ掃除を現在でも素手で実行しておられます。

 

 お坊さんはまず本山で修行をするのですが、Cご住職が修行僧時代のお

話です。

まだまだ若い頃のCご住職が、先輩のお坊さんから便所掃除をしてくるように指示されたのですが、便所には掃除道具らしき物が何も置いてなかったそうです。

そこで先輩に尋ねたそうですが、やはり「掃除道具はないので自分で考

えなさい」との答えが返ってきたそうです。

仕方がないので最初はしぶしぶ素手で掃除をしていたそうですが、ある

時「これは修行の一つで、素手で便所掃除をすることで自分の心を磨くの

だ」と気が付いたそうです。

 

 B専務はこの話を聞いていたく感動され、以来率先して素手で便器周り

も便器の中も素手で磨くようになったそうです。

 B専務曰く、「内野さん、素手で便器を磨くと小さな汚れまで、汚れ具

合が良くわかります。ゴム手袋をつけて磨いたら、小さな汚れに気が付き

ません。どうしても薬品を使って便器の黄ばみを落とすときだけは、ゴム

手袋を使います」とのこと。参りました。

 

 「日本を美しくする会 掃除に学ぶ会」のホームページにも、似たようなメッセージが載っています。一度ご覧ください。

 

http://souji.jp/utukusikusurukai.html/

 

A社様は「5S」活動のお手本のような会社ですが、お店、事務所、工

場内がとても清潔です。

 勿論、社員の皆様は出入業者の私に、きちんと挨拶をしてくれます。



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5Sの最後は「躾」です。「躾」について語り始めると、日本古来の格式高い小笠原流の礼儀作法や、フランス料理のテーブルマナーも範疇に入りますから、ここでは単純に会社やお店でのマナーに限定しましょう。

基本は、お客様が満足する対応ができるかどうか、そして同僚と助け合って仕事ができる状態であるかどうかです。

すべてに共通するのは、「挨拶が気持ちよくできるかどうか」です。朝、家族と「おはようございます」と挨拶しているかどうか。そして、先輩や同僚にも同じように朝の出社時に、「おはようございます」と挨拶ができていますか。

家族や同僚と挨拶ができないのに、お客様に心のこもった挨拶ができるわけないですよね。

小笠原流や、○○先生のマナー講座を習得できれば最高でしょうが、まずは相手の目を見て、心をこめて、例えば「いらっしゃいませ」と挨拶をする。そして顔を上げたらやはり相手の目を見て微笑むこと。基本は相手に心をこめて言葉と態度で表現できるかどうかです。



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清掃と清潔

清掃と清潔。最初の1文字が同じで連動しています。清掃は子供の頃から箒で掃いたり、雑巾で拭いたりしています。子供の頃から掃除しているのに、手抜きをしたり、途中で挫折するのが清掃です。

企業やお店で、清掃をするのには目的があります。お客様に不快感を持たせないことと、自分達も快適に仕事をすることです。ところが、清掃する範囲や量が多かったり肉体的にきついと、人間は無意識のうちに逃げ出そうとします。誰だって楽をしたいと思っていますから、わからないでもないですね。

清掃を楽しくするためには、まず何のために清掃をするのか、社員が理解する必要があります。

1.目的を明確にする

(1)お客様に喜んでいただける。

(2)従業員が健康で仕事に没頭できる

(3)来客者が心地良いと思うと取引高が増える・・・など

2.作業範囲を決める

(1)広い場所は区分けして曜日や、毎月5のつく日・・・など、細かくすることで心理的負担を減らします。

(2)高所や敷地の雑草刈などは、道具を準備して作業が早く終わるように心がけます。

(3)毎日清掃できる場所と、定期的に一気に清掃する場所を事前に決めておきます。

3.成果がわかるようにする

(1)清掃前と清掃後の違いをデジカメで撮影し、掲示板に張る。

(2)グループ単位で競争し、公平な査定表を元に審査して優秀者グループを表彰する。年間最優秀グループは1泊旅行や高級レストラン食事会などのイベントを実施する。

 

清潔について

清掃ができれば清潔は達成しそうですが、案外レベルが高いのが清潔です。

(1)床は白いシャツで寝転がっても汚れない状態が清潔。

(2)棚は微小な埃がない上に、ピカピカ光っていること。

(3)天井の照明カバーや梁にも埃がないこと

(4)トイレの床や便器類もピカピカ光っていること。

意外と難しいのが清潔です。

 



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整理整頓

 製造工場に入ると壁に「5S(ゴエス)の徹底」などと、ポスターや垂れ幕などでスローガンを大きく掲示している場合があります。その職場では5Sを徹底すると何かいいことがあると思われるのですが、そもそも「5S」とは何のことでしょう。
 初めて聞いた方もおられるでしょうが、職場の環境改善のスローガンのことです。工場などで、「整理・整頓・清掃・清潔・躾」の頭文字がSで始まるので5Sと呼ばれています。5Sを徹底すると「業務効率が良くなる、生産性が向上する、結果的に品質も向上する、安全性が高まる」などの効果が出てきますから、職場が働きやすくなります。
 ところで、最近は「しっかり」と「しつこく」」を追加して、「7Sの徹底」をスローガンとする企業も出てきました。5Sや7Sを徹底すると、日常気がつかないような改善点に気がつくようになります。結果的にその会社の商品やサービスが良くなり、お客様に喜ばれるようになります。それは会社の利益が増えることであり、従業員の給料が増える財源となります。
 日本は、戦後の高度成長期に海外製品と戦うとき、品質で勝負しました。品質を向上させるために、5Sの徹底が大きく取り上げられてきたのです。
 さて、5Sのうち「整理整頓」は子供の頃から聞き覚えのある言葉ですが、詳しく説明するとなると考え込みます。「整理」とは「いらないものを処分すること」です。「整頓」とは、「きちんとかたずけること」です。
 まず「整理」ですが、具体的には職場や自宅で何年も使わない道具や本を、処分することになります。定期的に机の中、本棚、資材倉庫などを点検することをお勧めします。
 「整頓」は、整理して残った必要な材料、工具、本などを、「誰でもがわかりやすいように分類して、探しやすい状態に保つこと」です。ですから「自分だけがわかります」ではいけません。「整理」のためには、棚やボックス、仕切り板・・・など、小道具を利用して並べ替え、さらに色分けしたり、シールや目印をつけることで、より探しやすくなります。皆さんが利用されるスーパーや、ホームセンター、レンタルショップなども、」何らかの理由をつけてお客様が探しやすいようにグルーピングをしています。
 ですから「5S」や「7S」は、以外に身近なところで利用されています。身の回りがすっきりしていなかったら、「整理整頓」から始めましょう。
 


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