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躾
5Sの最後は「躾」です。「躾」について語り始めると、日本古来の格式高い小笠原流の礼儀作法や、フランス料理のテーブルマナーも範疇に入りますから、ここでは単純に会社やお店でのマナーに限定しましょう。
基本は、お客様が満足する対応ができるかどうか、そして同僚と助け合って仕事ができる状態であるかどうかです。
すべてに共通するのは、「挨拶が気持ちよくできるかどうか」です。朝、家族と「おはようございます」と挨拶しているかどうか。そして、先輩や同僚にも同じように朝の出社時に、「おはようございます」と挨拶ができていますか。
家族や同僚と挨拶ができないのに、お客様に心のこもった挨拶ができるわけないですよね。
小笠原流や、○○先生のマナー講座を習得できれば最高でしょうが、まずは相手の目を見て、心をこめて、例えば「いらっしゃいませ」と挨拶をする。そして顔を上げたらやはり相手の目を見て微笑むこと。基本は相手に心をこめて言葉と態度で表現できるかどうかです。